宅建試験を乗り切るためのメンタルケア対策、メンタルケアの重要性

宅建試験対策

宅建受験生は大きく2つに分けられます。

まずは、何が何でも絶対に合格したいと思っている人。もう一方は、ワンチャン合格したらラッキー、と気合をいれて勉強していない人。このブログ記事は、前者の「何が何でも絶対に合格したいと思っている人」を応援するためのものです。私が現役受験生だった頃を振り返って役に立つ情報をまとめました。

本当に合格したい受験生にとって宅建試験は大きなプレッシャーとなります。多くの人が10月の本試験日に向けて春に学習をスタートします。つまり、半年の勝負です。この半年のメンタルケアは、侮れません。メンタルケアをおろそかにすると、学習効果に影響が出ます。

この記事では、宅建試験を受験する方々に向けて、ストレスや不安に対処するためのメンタルケア方法を紹介します。心身の健康を保ちながら試験当日を迎えましょう。

試験直前、特に試験当日の緊張を和らげる方法

試験が近づくと、多くの受験者が緊張や不安を感じます。そして、試験当日は、緊張や不安のピークとなります。宅建試験は、120分(5問免除者は、110分)です。この時間内に、当日までに学習してきたすべての知識をフル活用して合格点を獲得する必要があります。今までの学習の成果を解答用紙に反映しましょう。

ところで緊張や不安って何故起こるのでしょうか?これは、あなたが、試験当日まで頑張って学習してきたからこそ発生する生理現象です。もし、試験当日に向けて試験勉強をやってこなかったら、もし、ワンチャン合格したら儲けもの!というマインドセットで当日を迎えたら?緊張や不安が湧きあがらないですよね。

つまり、緊張や不安は、あなたが、これまで一生懸命に努力した結果の生理現象なんです。だから、合格する可能性が大なんです。そして、試験終了の15:00には、緊張も不安もきれいさっぱり消え去ります。

緊張や不安が発生する理由は以上なのですが、とは言っても試験時間中は、過度な緊張や不安は試験解答の障害になりかねません。そこで、試験直前にできる緊張を和らげる方法をいくつか紹介します。いずれも試験当日、着席した状態でもできる物ばかりです。

  • いつもの生活ルーティンで過ごす: 試験前日に遅くまで学習しないでください。そして、試験当日は、いつも通りの朝のルーティンを実践することで、安心感が得られます。平常心はいつもの生活リズムから作ります。
  • 深呼吸法: 腹式呼吸を意識し、ゆっくりと息を吸い込み、同じくゆっくりと息を吐き出すことで、リラックス効果が得られます。
  • ストレッチ: 身体をほぐすことで血流を促し、心身の緊張を解消します。特に首や肩のストレッチは効果的です。
  • 瞑想: 短時間の瞑想で心を落ち着かせ、今この瞬間に集中することで、不安を和らげます。
  • 番外編:目薬をさして、目をすっきりさせましょう。ただ、目薬は、試験に不要なものと試験監督官から指摘されるため、ものを片づけるように指示される前に、目薬をさしましょう。

※深呼吸やストレッチは試験時間中にやっても効果があります。科目の区切りで10秒程度の深呼吸やストレッチはお勧めです。頭に酸素が回ります。

日々の勉強に取り入れるリラックス法

長いようであっという間の春からの半年間、勉強中のストレスを溜め込まず、適度にリフレッシュすることが重要です。次のようなリラックス法を日々の勉強スケジュールに取り入れてみてください。長時間の学習を支えることができます。

  • 軽い運動: 週末など、1日中学習できる場合でも、ずっと机に向かうのは効率的とはいえません。気分転換の為、10分程度のウォーキングやストレッチを取り入れることで、身体のリフレッシュとともに精神的な緊張も解消されます。
  • 音楽を聴く: リラックス効果のある音楽や、自分が好きな曲を聴くことで、ストレスを和らげることができます。私は、モーツァルトやショパンなどのリラックス系の音楽を聞きながら学習していました。周りに雑音がある場合は、Airpodsなどのノイズキャンセリング機能をつかって、これらの曲を聞くと集中できます。
  • アロマテラピー: ラベンダーやカモミールなどのアロマを使うことで、勉強中でも心がリラックスしやすくなります。無印良品などで売っているディフューザーを部屋に一つ置くといいかもしれません。また、風呂上り、シャワー上がりに、アロマオイルを体に塗るのもお勧めです。

私の友人は、以下も勧めていました。(私はやっていませんが。。。。)

  • ホットアイマスク: 勉強の合間に目を休めるホットアイマスクを使用することで、リラックスと集中力アップが期待できます。
  • ストレスボール: 手軽にストレスを発散できるグッズとして、ストレスボールも便利です。緊張したときに握るだけで気持ちが落ち着く効果があります。

 プレッシャーに負けないメンタルを養う習慣

プレッシャーを感じたとき、その感情をどのように受け止め、対処するかが重要です。プレッシャーに打ち勝つために、日常生活の中で取り入れられる習慣を紹介します。

  • ポジティブな自己対話: 自分に「大丈夫、できる」という肯定的な言葉をかけることで、ポジティブなメンタル状態を維持できます。俺が合格しなくて、誰が合格するんだ!位のマインドセットをもって臨みましょう。
    X(旧twitter)をみると、自分より高得点の人の投稿を目にすることがあると思います。人は人、自分は自分です。そんな投稿は雑音にしかすぎません。マウントを取りたい為に、嘘の進捗を投稿しているかもしれません。
  • 過去の成功体験を振り返る: これまでに達成したことや、うまくいった経験を振り返ることで、自信を回復します。皆さん、これまでの人生で何らかの成功体験があるはずです。大学受験、就職試験、各種資格試験、社内昇格試験、大型案件の成約、恋愛成就など何でもいいです。どんな小さな成功体験であっても振り返ることで自信につながります。
  • 無理をしないスケジュール管理: 自分のペースで進める勉強スケジュールを設定し、無理のない範囲で進行させることが、過度なプレッシャーを避けるカギです。無理な計画をたてると、計画倒れが続くことになります。そして、学習そのものが嫌になってしまいます。途中で計画を変更してもいいのです。10月の本試験に間に合うように、進捗を管理しましょう。

自分を奮い立たせたいとき

  • ご自身の出身校の応援団のYoutube:

私は、出身校の応援団Youtube動画を活用して、自分自身を応援してもらっていました。得点が入ったときとか、勝利した瞬間とか、めちゃくちゃ盛り上がりますよね。宅建だって同じことです。いままで、分からなかったことが分かるようになったとか、模試で良い点が取れたとか。そんな瞬間は思い切り盛り上がりましょう。

 

 自分に合ったメンタルケア法を見つけよう

メンタルケアの方法は人それぞれです。この記事で紹介した方法の中から、自分に合ったメンタルケア法を見つけることが重要です。試行錯誤を繰り返しながら、最適な方法を見つけて、試験勉強に役立てましょう。自分に最適なケア方法を早めに取り入れることで、試験当日まで良好なメンタルを維持できます。

宅建試験は知識だけでなく、メンタルの強さも勝敗を分ける要素です。適切なメンタルケアを取り入れることで、ストレスをコントロールし、冷静かつ集中力を持続させて試験に挑むことができます。この記事で紹介したメンタルケア方法をぜひ実践し、合格への道を確実なものにしてください!