Apple Oneが、日本でもサービス開始となりました。Apple Oneとは、Appleが提供している個別サブスクリプションサービスをおまとめセットです。今までは個別に契約していたサービスをまとめて契約することで、お得になる可能性があります。競合他社も提供している個別の類似サービスを、おまとめセットであるApple Oneに取り込むことで、Appleの利用者の拡大につなげる狙いがあります。
Apple Oneの料金と含まれるサービス
日本では、個人・ファミリーの2種類のサービスが提供されています。なお、アメリカでは日本で提供されている2種類に加えて、プレミアというプランがあります。日本にプレミアが導入されないのは、パッケージに含まれるApple Fitness +, Apple News +が日本では未導入の為です。Apple Fitness +, Apple News +が日本で導入されるタイミングで、Apple One プレミアが提供されるのではないでしょうか。
個人 | ファミリー | プレミア | |
料金 | ¥1,100 | ¥1,850 | 日本未導入 |
個別で組み合わせた場合の総額 | ¥2,310 | ¥3,080 | |
お得額 | ¥1,210 | ¥1,230 | |
Apple Music | ¥980 | ¥1,480 | |
Apple TV+ | ¥600 | ¥600 | |
Arcade | ¥600 | ¥600 | |
iCloud | ¥130 (50GB) | ¥400 (200GB) | |
Apple Fitness+ | × | × | 日本未導入 |
Apple News + | × | × | 日本未導入 |
日本のラインアップ:
※2:差額は各サービスを個別に購入した場合の標準的な月額にもとづきます。
Apple Oneに含まれる4つのサービスはどんな機能があるの?
Apple Music:定額制音楽配信サービス。iPhoneに標準搭載されている「ミュージック」アプリから視聴できる為、新たなのアプリをインストールは不要です。収容曲数は、約5,000万です。世界のラジオ、ミュージックビデオや歌詞表示など、多彩なコンテンツが楽しめます。競合は、Youtube music, Amazon Music, radiko,その他多数のインターネットラジオが挙げられます。最初の3か月は無料で使えます。
Apple TV+:定額制動画配信サービス。専用アプリが必要ですが、ご自身で消去していない限りプレインストールされています。競合は、Netflix,DAZN,Amazon Prime Video, Huluなどが挙げられます。競合の競争力が強いため、Apple TV +の利用者は伸び悩んでいます。2019年9月11日以降にiPhone、iPad、iPod touch、Apple TV、Macを新規購入すると、「Apple TV+」が1年間、無料で使えます。Apple Oneと重複してしまいますね。
Arcade:ゲームのサブスクリプションサービスで、100タイトル以上が遊び放題です。ゲーム好きのニーズに幅広く応えた充実ラインナップで、ゲーム好きの人であれば、お気に入りとなるゲームがあるかもしれませんね。最初の1か月は無料で使えます。
iCloud:クラウドデータストレージサービスです。クラウド上にデータがある為、連絡先、カレンダー、写真、ビデオを複数の機器でデータを共有することが可能です。PCで作成した書類をスマホで見たり、スマホで撮影した写真をPCで見たりすることができます。また、データは、個々の機器ではなくクラウド上にある為、万一機器が故障したり、あるいは盗難・紛失にあったとしても、データを取り出すことができるというメリットが有ります。