楽天モバイル 海外赴任、海外在住、海外駐在の方には一択(Androidユーザー限定)

携帯電話関連

昨今、docomo, au, Softbankからの新料金プランの発表で、携帯業界は大変な騒ぎです。大手キャリアが大幅値下げを仕掛けてきたのですから、新興勢力の楽天モバイルは新たな戦略を練り直すのは必至の状態です。このようなご時世ですから、どうしても価格面が注目されますが、海外での利用、特に日本との受発信という視点で検討すると、楽天モバイルは一択です。コロナ禍で、海外渡航はしばらく叶わないかもしれません。しかし、コロナ禍はいつか過ぎ去り、また、以前のように自由に海外渡航ができる日が来ると信じたいですね。本記事では、海外利用時にいろいろな意味でヤバい楽天モバイルを徹底研究します。

楽天モバイルは海外でも日本向け発信無料 着信も無料 海外赴任には最適

ネガティブなTwitterの書き込みを目にすると、どうしても楽天モバイルってヤバいんじゃない?とお感じの方は少なくないと思います。でも、新興勢力なので、docomo, au, Softbankにはない魅力もたくさんあります。万人受けはしないかもしれませんが、条件に見合う人には、他社にはないサービスなので、確実にお勧めできます。条件に当てはまる方には、一択です。では、どんなメリットがあるのか、見てみましょう。

海外渡航時に日本との電話のやり取りが頻繁に発生する人は楽天一択

これまで、海外でに電話の着信をしたことがある方、あるいは電話の発信をした方は、後から来る請求額に驚愕した経験ありませんか? 海外で通話をすると、とても高額なのです。いくつかの事例を集めてみました。こちらの表は、1分あたりの通話料です。

通話が1分だけなら、この料金でも許せるかもしれませんね。でも、これで10分も話をしたら、¥1,000を超えてしまいます。随分高いとおもいませんか?楽天モバイルのメリットは、このような通話に関する出費が一切発生しないことです。友達同士なら、Line、Facebook messenger, FacetimeなどのSNSを普段お使いかもしれませんが、さすがにビジネスの通話をすべてSNSで行うのは、まだ、難がありますよね。また、海外ではよく利用されているWhatsappは、日本ではあまり使われていません。Whatsappは電話番号が分かっていれば、Lineのように「繋ぐ」必要もなければ、Facebookのように、人物検索をする必要もありません。Whatsapp便利なんですけどね・・・

大手キャリアで唯一、海外での通話料に余計な費用が掛からないのが、ソフトバンクのアメリカ放題で、着信、および日本向けの発信は、無料となります。但し、サービス名称にある通り、アメリカだけです。アメリカ以外の国での使用時には、当然ですが高額な費用が発生します。

山田さん

今度、ロンドンへ出張なんですね?

そうなんです。

でも、経費削減を指示されているから、日本のお客様の電話を受けられなくなっちゃうな。受けると、電話代かなり高いし。。。

楽天モバイルなら、そんな心配不要ですよ。

着信時の通話料掛からないですよ。

え~!

今まで、とても高い通話料が請求されていたけど、楽天モバイルなら、無料なんだね。出張前に、楽天に乗り換えよっと!

まとめ:

  • 楽天モバイルの電話アプリ「楽天リンク」を使用することで、海外で使用した際でも、日本国内向け通話料は無料(但し、0570等、一部の特殊番号を除く)。
  • 海外滞在時の電話着信は、着信側にも通話料が発生します。しかし、「楽天リンク」を使用することで着信時の発生はありません。安心して着信対応できます。
  • 楽天モバイルは、世界66か国で現地SIMを別途用意することなく使用可能です。現地SIMや、Wifiを使えば、指定の66か国はもちろん、世界中で、着信、および、日本向けの通話が無料です。

海外渡航時のデータ通信も楽天モバイルは何かと便利

docomo, au, SoftbankのiPhoneユーザーが現地に行く場合、困ることが発生します。日本からの電話着信に備えようとすると、docomo, au, Softbankが提供する高額なデータローミング費用を覚悟する必要があります。一方で、現地の安価なSIMを選択すると、日本からの電話着信をあきらめる必要があります。日本からの電話も対応したいし、でも、高額なローミング費用は払いたくない。このようなお悩みをお持ちの方は、数多くいらっしゃると思います。

楽天もモバイルであれば、月間で2ギガのデータ通信が追加費用なく利用可能です。数日間の短期渡航であれば、問題なく使えますよね。ですから、短期のご旅行やご出張には、現地SIMをわざわざ購入する必要がありません。2GB超過後は、最大128kbpsの速度制限が付きますが、追加費用を支払うことで、速度制限を回避することができます。費用は、1GBあたり¥500です。追加したデータは、購入日から31日間利用可能です。この金額であれば、現地SIMとあまり価格差が無いですよね。しかも、SIMを変えていないので、日本からの着信も安心して対応できます。加えて、着信時の通話料掛かりません。

楽天モバイルって、結構いいところあるじゃん!

次の海外旅行は、いろいろ考えなくても楽天モバイル一択ね!

海外ローミングが使えない場合に備えて、楽天モバイルは、eSIMでの契約をお勧めします。物理SIMスロットを空けておけば、必要に応じて現地SIMを購入して、使うことができます。楽天モバイルが圏外であっても、楽天リンクによる電話の受発信ができる理由は、こちらの記事でご説明しております。

海外赴任中も日本の携帯電話番号をつかうなら楽天モバイル一択です (Androidユーザー限定)

楽天モバイルでiPhoneをお使いの方は楽天モバイルのeSIM機能を使用することで、物理SIMのスロットを空けることができます。その空いた物理SIMスロットに現地のSIMを挿入することが可能です。ですから、現地の電場番号に加えて、日本の電場番号を同一のスマホで受発信することができるのです。海外でご活躍のビジネスマンにとっては、とても魅力的な機能ではないでしょうか?しかも、日本との通話は無料なのです。こんな電話サービス、他社からは提供されていません。 

海外に赴任される方は、当然、現地の電話番号を持つ必要が出てくるでしょうし、現地契約のSIMにもデータ通信機能がついてくるはずです。それ故、楽天モバイルの海外ローミングが2GB/月であることは、大きな問題にはならないはずです。

楽天モバイルのモバイル一択の理由はお分かり頂けたかと思います。

ヨツビシ商事シンガポールの山田です

え、山田さん、シンガポールに異動したんですか?

はい、日本のケータイ電話番号、そのまま使えるから便利ですよ。しかも、通話料無料なんです。

2021年6月15日以降、iPhoneユーザーは、残念ながら、海外での着信に課金されるようになります。以下の通り、赤丸の部分が改悪される部分です。6月15日以降も、日本向け発信については無料です。

申し込みには日本国内の住所が必要

楽天モバイルの新規申し込みに際しては、各種身分証明書に加えて、日本国内の住所が必要となります。住所記載のある証明書(運転免許証、マイナンバー等)であれば、1点の提示の提示で済みます。住居表示されていない日本国の旅券などでは、補助書類として光熱費領収証などで、証明する必要がございます。自己申告では申請不可です。

併せて読みたい

海外旅行・海外渡航時の保険 クレジットカードの海外旅行保険は役立つの? 
海外旅行・渡航時に検討するべき項目として、保険が挙げられます。日本は国民皆保険制度が整っているので、旅先で病気やケガをした際にも、日頃持ち歩いている健康保険証を提示することで全費用の3割負担で医療機関に行くことができます。ところが、海外旅行...
楽天モバイルUN-LIMIT VIはどのような料金プラン? いつから開始?
docomoのahamo, auのpovo, SoftbankのSoftbank on LINEの発表で、携帯電話料金が2021年3月から大きく変わります。大手3大キャリアの格安料金プラン発表により、楽天モバイルの対応が注視されていました。...
【楽天モバイル】iPhoneユーザーならeSIMがお勧め 
楽天モバイルを契約する際に、見慣れない言葉「esim」を目にすることになります。これまで、日本ではほとんどeSIMが提供されていなかったので、なんだかよく分からないですよね。楽天モバイルで使用可能となっているiPhoneは、2018年秋に発...
楽天モバイル 電波が悪い・つながらない  プラチナバンドはいつから?
楽天モバイルユーザーから出てくる「圏外病に罹った」という不満の声。楽天モバイルの圏外問題は、基地局が多数ある東京でも発生しています。基地局が多数あっても圏外が発生する原因は、利用している電波の周波数の帯域に問題があるのです。数年前、携帯電話...